知人に頼まれたマイチェアです。参考にと見せてもらった通販の雑誌にあったスペインの椅子とは結果的にあまり似てなくてちょっと心配です。背板は積層、座の編みこみはハンセン社のCH２３のコピーでペーパーコードはざっくりした印象のものにしたかったので３．５ミリのものを選びました。この編み方は簡単なのだそうで夏休み期間中ほぼ一日かけて楽しんで作業できました。普通に使えば5年くらいはもつと思います。あまり傷んだり切れたりしたらまた張替えできます。思ったより簡単です。板座に比べて軽いというメリットは大きいですね。ペーパーコードの値段はこのような椅子が3台分でひと巻き９千円ちょっとでした。

　下のはそれから半年後に作った別のお客さんのものです。

　『上下の相違点』

　　幅が5センチ広い／高さが5センチ低い／後ろ脚が2センチほど余計に寝ている／笠木の曲げがややフラット／擬宝珠の形が八角形／3ミリのペーパーコード／編むのが早くなった .etc.