預かり材のオールキハダで作った丸座卓です。サイズは900π、高さ330、甲板の厚みは30、脚は66角で角は8Rに丸めています。その向こうは同じお客さんのもので炬燵板になります。中板はキハダで囲い枠はケンポナシです。

　オーソドックスなちゃぶ台で材はサクラです。全面鉋仕上げ。甲板は８１０丸、２６ミリの厚みがありますから結構な荷重あります。一徹さんみたいにひっくり返すと怪我人出ます。塗装はなしで工期は２日です。

　甲板はサクラ、脚はカエデという昆材ものです。塗装はしてありません。

　こちらも材持ち込みで寸法を伺い製作させていただいたものです。材の制約の中でいいようにやってくれとのことでした。上はキハダ、脚のみ色気の近いクリを当てています。もめが面白く出ている板です。下はミズメで幕板の部分はメープルのようにも見えますがシラタ部です。とても硬い木で刃が余り切れない状態だったこともありましたすが表面をコンマ数ミリ削るのにも自動送り鉋機が何度か止まりました。その自動送り機のナイフマークは生地により深く残ってしまうことがありそれを手鉋で消すのに結構てこずりました。塗装は一回だけ後はお客さんが時間を掛けて磨き上げるそうです。