玄関に置かれる踏み台です。お話を伺ったときには三和土から420ある上がり框の補助用だったのですが途中老齢のお母様が体調を崩されてしまわれたので手摺を付加することになりました。各段の大きさ・高さ、手摺の高さ・太さ・長さなどは訪問リハビリの専門家の方アドバイスを受けながら協議のうえで決めています。その中で出た手摺を竹風に削るというアイディアも辛いリハビリに少し気持ちの余裕を生む助けになればとの願いからだそうです。

 材は仕上がり25oのナラ。箱の先側見えなくなる背の部分には節約のため30oのスギ板を使っています。