太田のお寺長岡寺（ちょうこうじ）さんの納骨堂の仕事をまたしています。これは上台中央にお仏像が乗る台です。両側に配される棚の背がかなり高いのでそこで埋没して見えないように腰高のキャビネットの上に祭壇を設けていてそれにはちょうど手頃なサイズのものがありましたのでケヤキを当てています。それ以外はナラ材を使用していて下台は他の棚に合わせて暗色に着色、背の飾り板は年代物のお仏像が映えるよう明るい生成りの塗装にしました。

　法要の時に骨壺を手前に置くので必要時に棚のようなものを引き出す機能を付けてくれるよう要請がありましたので引き出した抽斗の上に普段はキャビネット内に格納できるサイズの板を乗せるものにしました。これなら甲板とフラットにできて奥行きのない子のキャビネットには有利だと判断したためです。